プロヴィナンス　カベルネ・ソーヴィニヨン　ナパ・ヴァレー 2017

ブドウ栽培

冬の間かなり雨が降ったため、十分な水分量があった。夏の熱波が収穫を速めたが、結果的に果実の状態は素晴らしく、美しい色合いと凝縮した風味の複雑な層が生まれた。

醸造

夜間の収穫と選果の後、ステンレスの発酵槽で10度で3日間の低温浸漬。平均発酵温度30度でタンクで15日間発酵。フリーランとライトプレスの後、小樽でマロラクティック発酵。
フレンチオーク樽（新樽35％）にて18か月熟成。

ティスティング・ノート

キイチゴやプラムなどみずみずしい果実味の層が現れる。ブルボディだがベルベットのような滑らかなタンニンで優しい口当たり。ナパ・ヴァレーらしいドライなフィニッシュ。

生産者情報

プロヴィナンス・ヴィンヤードは1999年にスタートし、瞬く間にナパ・ヴァレーのカベルネ・ハウスとして高い評価を得ました。イタリア出身の創業者一族は、 "プロヴィナンス"、つまり正真正銘の起源を持つ真の高級ナパワインを生産するというビジョンを持ち成功を収めました。その後いくつかの企業が経営を引き継ぎ、2021年11月ローダイでアレン・ロンバルディを経営するロンバルディ家がこのブランドを継承することとなりました。

アレン・ロンバルディは東海岸出身のトーマス・アレンがカリフォルニアで上質なブドウ畑を探し見つけたローダイの畑を購入し立ち上げたワイナリーです。彼らはプロヴィナンスの豊かな歴史や時代を超越したスタイル、その力強い成長の可能性に惹かれ、個のワイナリーを継承しました。これまで以上に多くの世界中のナパワインの愛好家に、このワインのすばらしさを語り続けます。