サンタ・マリア・ヴァレーの生産者

アルタ・マリア ヴィンヤード
テロワールの忠実な表現者 1800年代開拓者であったのジェームス・オンティヴェロス先祖が1855年聖マリアの日にこの地にやってきたことから名づけられた「アルタ・マリア ヴィンヤード」。現在9代目のジェームスがもつこの土地(ランチョ・オンティヴェロス)はその一部分。周囲はオーボン・クリマなど、高級ワイナリ―へブドウを供給するビエン・ナシードなど、名高い銘醸畑に囲まれている。 大学時代に共にワイン講義を受けたポール・ウィルキンズと共同し、2004年にアルタ・マリアを立ち上げる。栽培家のオンティヴェロスと醸造家のウィルキンズは、サンタ・マリア・ヴァレーの素晴らしいテロワールを自分達の手掛けるワインにいかに反映させるかが最大のこだわりとする。ラベルには開拓時代の手作りの釘が描か ...
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ビエン・ナシード & ソロモン ヒルズ エステート ワインズ
ビエン・ナシードの歴史は1837年、当時スペイン領であったアルタ・カリフォルニア州でトーマス・オリベラが2平方リーグ(約6100ha)の土地を二人の州知事から与えられたことから始まります。この土地の所有権はサンタ・マリア・メサからサン・ラファエル山脈まで伸びており、シスコック川に合流するカヤーマ川に接しています。 1855年、トーマス・オリベラはランチョ・テプスケを義理の息子であるドン・ファン・パシフィコ・オンティヴェロスに売却し、翌年オンティヴェロスはレンガ造りの小屋を建て開拓を始めます。その後ワイン用のブドウ栽培を始めました。この古い小屋は現在もビエン・ナシード畑のブドウの畝に囲まれて残っており、地元のワインメーカーや栽培農家らのコミュニティにとって大切な憩いの場となっていま ...
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ネイティブ9
超少量生産100%オーガニックサンタ・マリアピノ・ノワール ジェームス・オンティヴェロス(James Ontiveros)の単一畑のピノ・ノワールで造られたネイティブ9は、彼の夢の結晶です。カリフォルニア開拓時代、現在のサンタ・マリア・ヴァレーにメキシコから来た先祖が得た広大な土地のほんの一画を両親と共に再び手に入れ、1997 年に自らの手で8 エーカーの畑にピノ・ノワールの苗木を植えました。“ネイティブ9”という名は、カリフォルニアに渡ってきた先祖から、自身が9 代目にあたることから名づけました。周囲はビエン・ナシードなど、名高いヴィンヤードに囲まれています。ローム砂質で、海からの冷涼な風が吹き込むサンタ・マリア・ヴァレーのテロワールをこよなく愛し、 ...
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サングイス
繊細なる芸術 サンタ・バーバラの町中にあるブティックワイナリー「サングイス」の生産量は、年間1200 ケースにも届きません。にもかかわらず、マティアス・ピピッグ(Matthias Pippig) の造るワインは設立当初からワインの評価機関のスコアは平均93.4 点と驚くような高得点で、そのほとんどがメーリングリスト(現在新規会員の受付なし)の会員のみが手にすることができる、とても希少なワインです。 ロックミュージシャンになることを夢見てドイツから18 歳の時にアメリカに渡ったピピッグは、アメリカの音楽業界が描いていたものとあまりに違うことを知り、ロサンゼルスのレストランで働き始めます。その後、当時人気の「ラ・ブレアベーカリー」で、後にカルトワインとなる「シネ・クア・ノン ...
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ユニオン サクレ ワインズ
フランス・アルザス地方へのオマージュ ユニオン・サクレは異なる大陸出身の二人がカリフォルニアのセントラル・コーストで出会い、お互いを思いながら造るワインです。 フランス出身のWSET認定醸造家のザビエル・アルノ―ダンと、独学でデザインを学んだミシガン州出身のフィリップ・マジーは、パソ・ロブレスのティン・シティーで、アルザス地方で多く造られているリースリングを中心に単一畑、単一種のワインに特化して生産しています。 料理学校に通い、ソムリエになるためのトレーニング中、ミシュランの三ツ星レストランで研修中に、カリフォルニアから来ていたアルカディアン・ワイナリーのオーナー、ジョー・デイヴィスと出会い、彼の招へいを受けセントラル・コーストへやってきました。収穫やワイナリーでの仕 ...
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